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【岩手県】 育てICT活用支援員 岩手・陸前高田に協議会、高齢者や障害者の力に

岩手県陸前高田市で8日、高齢者や障害者の情報通信技術(ICT)活用支援に向けたデジタル活用推進協議会が発足した。地域住民から支援員を育て、ICTに関するさまざまな相談を受け付ける構想。支援員は子育て中の女性を中心に募り、社会活躍の機会創出も狙う。支援員と相談者双方がスキルアップすることで、それぞれの暮らしや働き方の可能性を広げたい考えだ。

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 県内で唯一、総務省のデジタル活用支援員推進事業地域実証事業の採択を受けて実施。協議会は同市の一般社団法人トナリノ(佐々木信秋代表理事)と市ユニバーサル就労支援センター(石井優太センター長)、陸前高田市の3者で構成し、同市内での発足式で会長に石井センター長を選んだ。このほか市社会福祉協議会や携帯電話会社などの協力も得て事業を進める。

 本年度は▽パソコンの基礎知識や相談者への接し方を学んだ支援員の育成▽ICT機器・サービスの使い方に関する相談会の開催や相談窓口開設-に取り組む。育成講座はトナリノや協力団体の職員らを講師として15日にスタート。全6回中4回以上受講した人を支援員に認定する。

 支援員は有償ボランティアとして活動する予定。フルタイムでは働きにくい子育て女性の仕事創出や育休中のスキルアップにもつながるよう、無料の託児付きで開講する。

 受講予定の大船渡市猪川町の会社員黒崎友佳さん(32)は約4年間育休を続けており「職場復帰前に社会に役立てる機会になるし、仕事の幅も広がると思う」と意気込む。

 陸前高田市高田町の岡田耕吉さん(83)は「デジタル機器を使いこなせていない高齢者は多い。いろいろな場所で何回も相談会を開いてもらえたら行きやすい」と期待する。

 取り組みの期間は来年3月までだが、4月以降も継続を目指す。石井会長は「コロナの影響でICTを使う機会は増えている。生きづらさを抱えている人たちの生き方の選択肢を広げるきっかけになればいい」と語る。

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