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【愛媛県】 コロナ下のオンライン授業活用 松山盲学校と中四国8校交流

県立松山盲学校(松山市久万ノ台)は11月末、新型コロナウイルス下で授業に取り入れた遠隔技術を活用し、中四国にある盲学校8校と交流授業をスタートさせた。各校の子どもたちが同世代とつながり、互いに刺激し合う場を目指す。

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 松山盲学校小学部に通う唯一の児童で6年生の石丸翔君(12)はWi-Fi(ワイファイ)環境が整っている自教室でビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、香川県立盲学校6年生の上田琉生君(12)と初顔合わせ。生活に必要な技能を身につける「自立活動」の授業などに使用している音声読み上げ機能付きパソコンを前に期待を膨らませた。

 この日の目標はお互いの共通点を探すこと。全盲の石丸君は事前に準備していた点字の自己紹介文をハキハキと読み上げた。好きな言葉、飼い犬の名前、はまっているゲーム、休み時間の過ごし方…。

隣に座っている担任の豊田慶子教諭を紹介する際には「先生は勉強が好きだけど、実際には国語や英語より給食が好き。内緒だけど事実」とアドリブを交えて笑いを誘い「小学部は僕1人なので、交流できてうれしいです」とほほ笑んだ。 松山盲学校中学部の5人、高等部の5人も各校の同学年の生徒と交流する予定だ。盲学校は小中高校と同じ教育を受けられるとともに、見え方や発達に合わせ社会で生活し自立するための専門的なノウハウを学べる教育環境が整う。しかし近年、児童生徒の数が減少しており、同年代との議論の場や交流が少ないことが課題となっている。中村徹男校長は「ゆくゆくは9校で大きな集団となり、合同授業や専門的な教育相談などができればいい」と交流の活性化を模索している。

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